まず、ヒアリングと見積もり
どんな商売でも共通してはじまりはまずヒアリングからです。車の場合は、実物をみないと電話だけではわからないので、来店することになります。
そして、車を見せながら、値段を抑えたい、金額は関係なく完璧に直して欲しいなどの要望を伝えていきましょう。また、簡単に修理の方法の種類とその工程をきいておくと見積もりの金額に納得しやすいと思われます。そして、よい見積もりは、 どこにいくらかかるのか分かるようになっているものです。
来店した際は、従業員の雰囲気や説明をきいて、最後までしっかり面倒をみてくれそうなところかもチェックしておくと、安心して車の修理を任せることができるでしょう。
作業から完成へ
①板金業務
事故や衝撃又は老朽化により変形したボデーの塗装を削って剥がし、スタッドという溶着引張機などを使って表面を元の状態に近くなるように修復していきます。その後、鉄板の凸凹を補正する為にパテを使い表面を仕上げていきます。鈑金業務は、仕上がりを左右する重要な作業です。
②下地塗り・下地塗装
下地塗りは、修理の出来を左右する作業です。 下地をキレイに作ったら、その上にシーリング塗装を行うことで塗装の艶を引き立たせます。
③マスキング
マスキングテープをはっていく作業ですが、この技術で、直した部分とそうでない部分の塗装の差をわからないようにしていきます。単純にテープをべたべたと貼っていけばよいわけではありませんよ。
④塗装
⑤乾燥
乾燥させ、磨きをかけていきます。
⑥仕上げ・完成
洗車や室内掃除をして、仕上がりのチェックをお客さんにしてもらう段階です。