板金塗装について基礎から丁寧に。

①ホワイトパールの塗装
ホワイトパールは隣接するパネルとの色の調整が難しいのは事実です。ですので、ホワイトパールの隣接パネルとの調整がうまく行かない場合は、黄ばんだ感じになってしまうことあります。そんなわけで、隣接パネルとの色の調整を行わずに塗装する工場も多く、あきらかに色違いが出てしまうことがあります。ホワイトパールの塗装を依頼する際は、工場がきちんと色の違いがでないような修理ができるか確認しておくべきでしょう。

②見積もりはすぐにできるの？
ほとんどの場合は、１０分程度で見積もりできますが、大きな修理が必要な場合は、 １～２日間程度が必要となることがあります。また、多くの場合、見積もりは無料です。注意点としては、見積もりの金額をきちんと守ってくれるかどうかです。後から追加料金がかさんで当初からかなり違う金額になることもしばしばです。確認しておきましょう。

一度交渉してみるのも一つです。基本的に、新品の方が作業が楽なので、新品を使うことが多いですが、リサイクル品で対応してくれないか聞いてみるのも一つでしょう。ただ、探す手代がかかって、新品利用と変わらない値段設定のところもあります。このあたりも、その工場のオーナーがどういう値段の決め方をしているかで変わってくるところです。
このように板金塗装の値段は、作業工賃と交換部品代から成り立っています。さらに、作業工賃も部品代もいくつかの要素から成り立っていることがご理解いただけたと思います。見積もりにこういった要素が出てくることはありませんが、工場によって値段が違うわけがおぼろげながらご理解いただけたのではないでしょうか。